国内MBAってどのくらいお金がかかるんだろう...。
- 国内MBAで発生する費用
→国公立だと150万、私立だと250 - 300万、人気私立は400万以上も
- 中長期的なキャリア形成の支援:教育訓練給付金
→最大で112万の給付金
- 実際に払うことになる額
→ 一般的なサラリーマンが多い「私立MBA2年」の場合:200万以下
自分に200万円も投資するという判断はかなり思い切った決断かもしれません。
私もMBA開始前に学費を計算し、かなり尻込みしました。しかし、
自分に対する投資は早ければ早い方が良い。
私はライフスタイル的にも、お金に対する価値観的にも、あまりお金は使わないのですが、自己投資にだけはなるたけ惜しまず使っていこうとしています。
また「教育訓練給付金」という制度で国が学びを支援してくれているのも、使わなければもったいないですね。
1. 国内MBAで発生する費用
大学院で発生する費用 (入学金+学費+事務手数料など)をまとめると
国公立だと150万、私立だと250 - 300万、人気私立は400万以上
がざっくりとした額になってきます。*1
1-1. 国内公立MBA
一橋大学:¥1,567,920
1-2. 私立MBA
グロービス経営大学院:¥3,078,000
ビジネスブレークスルー大学院:¥3,075,000
1-3. 私立名門系MBA
早稲田大学: ¥3,726,000円
慶應義塾大学:¥4,333,600円
2. キャリア形成の費用支援:教育訓練給付金
教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。
お国が用意している + MBAを取る人だけのための制度ではないので、このページだけだと非常にわかりにくいです...。
ざっくりと言うと国が「中長期的なキャリア形成」に対する「金銭的な支援」をしてくれると言うことになります。
そしてMBAの場合は受講費用の70%(年間最大で56万円の支給)、つまり2年間で受講する場合112万円国からサポートしてくれます。*2
MBA受講生に教育訓練給付金がどのように機能するか、という概要はグロービスのホームページの方がわかりやすく記載してくれています。
より詳しく知りたい人はこちらのページを参照することをお勧めします。
3. 実際に払うことになる額
費用感を大まかに把握するときの公式
「大学院で発生する費用 (入学金+学費+事務手数料など)」 マイナス
「教育訓練給付金 (受講費用の70% [年間上限56万円) 」 = 実質負担の費用
例えば2年間でグロービスを受講する人の場合ですと、
¥3,078,000 (大学院で発生する費用 ) -
¥1,120,000 (教育訓練金上限いっぱい) = ¥1,958,000 なります。
4. その他(記載されていない費用)
- 既定の期限内に履修しきれなかった場合の追加費用
多くの大学院では本科に進学し二年間で卒業できなかった場合、追加で費用が必要になってきます。*3
- フルタイム間の収入減
当然ですが、会社をやめてフルタイムでMBAを履修する場合は、その分の収入が減ってしまいます。
海外超有名MBAに行く場合はフルタイムになることが多いですが、国内MBAの場合はパートタイムでも十分、仕事と学問は両立できますね。
- 注意点
科目履修で履修していた期間はこの2年間に含まれません。
働きながらMBAを受講する中で時間が上手く作れるかな?と不安になる方も多いのではないでしょうか?
2年間に集中して取り組んで完了できるか不安な方は、可能な限り事前に科目履修で単位を蓄積してから本科に進まれることをおすすめします。
科目履修ってなんだっけ?という方はこちらをご参照ください。
その他、通学/ネット環境/その他に関する諸経費もありますが、 大きなインパクトを与えないのでここでは省略させていただきます。
- 国内MBAで発生する費用
→国公立だと150万、私立だと250 - 300万、人気私立は400万以上も
- 教育訓練給付金による支援
→最大で112万の給付金
- 実際に払うことになる額
→ 私立で2年間で履修した場合、200万円以下
人生100年時代と言われる中で、ありきたりですが「今が一番若い」です。
なるべく早く自分に投資してその利益を最大限活用して行きましょう。
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