MBAを学ぶところってどう決めたらいいんだろう…?MBAを調べ出したけど選択肢が多すぎてよくわからなくなってきた。。もうちょっと絞りこめないかな...?
なお切り口や出てくる要素などはこちらの記事で記載しておりますのでまだ目を通されていない際は是非。
MBAと聞くと、スーパーエリート、ビジネスモンスター、みたいな想像をしますが、そうではないMBAもあります。
逆にそんな期待を持って ワクワクすっぞ!みたいなメンタルでいくと、がっかりすることもありました...。
どこがいい悪いではなく、求めているものに合う合わないが大事な視点になりますので、MBAを決める際の参考になりますと幸いです。
結論: ざっくりわけると海外2タイプ・国内4タイプのMBA生
・海外MBAで2タイプ
・国内MBAで4タイプ
くらいがまずはMBAを行く人をざっくり理解するのにいい粒度じゃないかと思います。
なお日本語でブログを書いていることもあり、海外に比べ国内の選択肢の方をより細かく記載しています。
それでも大まかに分けている+MECEでないので軽い読み物くらいの感覚でお楽しみください。
この記事はケイが考える各MBAと受講者キャラクターの正規分布図にマップしピークを抽象化しわかりやすく、のイメージで書いています。
もちろん外れ値(例外となるような人)も間違いなく含まれますのでご注意下さい。
前提
前回の記事で使用したこの表を元に、記載した全ての可能性を検討し、結果国内私立MBAと国内MBAの英語コースの2つを経験したケイから偏見を交えてお伝えします。
可能性がないもしくは少ない選択肢に関しては例の中からも省いています。
例えば、
・EMBAを含んだパターン *当ブログの読者想定と外れている
1. 海外MBA系
海外MBAは大きく海外フルタイムMBAとか海外パートタイムオンラインMBAに分かれます。
ひと括りに海外系と言えども2つの差はとても大きいです。
当たり前のことですが議論はすべて英語で行われます。
それ以外にも学びに対するサポート、例えばApplication formだったり、評定について不満があるときに交渉も英語になりますので、英語に自信がない方にはとてもチャレンジングな選択になるかと思います。
1-1. 海外通学フルタイムMBA
ビジネスをするために生まれてきたサラブレッドのような人
例えばこんな大学:
MBA Program | Columbia Business School Academics
ハーバードやスタンフォードに行った日本人の方で
私は至って普通のサラリーマンでした
とおっしゃられている方もおられますが経歴を見ると、超有名大学卒だったり、学生時代に留学していたり、父親が学者さんだったりします。*2
よく聞くのはスタンフォードに居る間は睡眠時間は3時間ぐらいでほぼ勉強していました、などのエピソードです。
そのぐらいの勉強を続ける胆力また英語が第二言語ではない生徒たちと張り合っていけるぐらいの英語力。
英語・ビジネス双方のスキルにおいて非常に高い水準にいる人がグローバルな経営センスを伸ばしに行くために学びに行く、というイメージです。
私は普通という言葉は使いませんが、このブログのテーマは 社会に出て学び出した方へのブログ なので、読者の方からはズレていますかね。
私もどうせなら一番に行きたい!とMBA検討当初は考えていましたが、英語というハンディキャップを抱えながら本当に戦えるのか。という視点から断念しました。
それでもなお超名門校に行きたかったら、今のMBAでも終わった後にまたいけばいいんです。
選ぶ動機
・世界の超一流と切磋琢磨したい
・世界の超一流と人的ネットワークを作りたい
1-2. 海外OnlineパートタイムMBA
英語が堪能で意識が高い*3の方が多いイメージです。
例えばこんな大学:
Master of Business Administration (MBA) | Macquarie Business School
海外パートタイムOnlineは海外名門フルタイムと大きく異なります。
どちらかというと比較対象としては国内英語MBAになってくると思います。
有名どころの UMass なんかは国内MBAの欄に入れてもよいのではってくらいサポートが充実していますね。
基本的に学位の授与が海外の大学からされるものをこちらにカテゴライズしています。
各受講者割合は英語を第二言語とする方も多く、英語に関するハードルというのは海外名門フルタイムよりも低く国内英語MBAよりは高いという位置づけになるかと思います。
こちらで学ぶメリットは前述の通りさまざまな国から人がやってきていますので、国際感覚を養う、または普段接しない人とのネットワーキングという点では国内MBAの英語コースを大きく上回る点かと思います。
日本人としては時差の関係もあり、アジア圏の大学を選ぶことが多くなりますので国際感覚と言っても大学によってはEUCAN/USの人は少なくアジア圏の方が多くを占めたりします。
どこの大学も受講者の国籍などは公開していますので参考にしてください。
繰り返しになりますがMBAを選ぶ際に大事なのは、
(将来も含め)仕事上に近い状態で学ぶことだと 考えています。
製造業などでアジアに製造拠点が多い方なんかにはfitする大学も見つかりやすいかもしれません。
選ぶ動機
・国際感覚を養いたい
・英語をもっと鍛えたい
・日本からひと枠超えた人的ネットワークを作りたい
・海外MBAというブランドを自分に付け足したい
2. 国内MBA系
国内の場合は通学 or Onlineを明記していません。これはキャラクターに影響を与える大きな差ではないと考えているためです。
大体の大学院が通学のパターンでも急な出張やプライベートの問題に対応するためにOnlineのオプションを用意してくれています。
2-1. 国内名門パートタイムMBA
例えばこんな大学:
一部の国内私立MBAと比べると受験が圧倒的に熾烈になってきます。
私の同僚で国立大学院卒、論理的・批判的思考力も非常に高い方がおられたのですが、神戸大MBAの一次試験で落ちてしまっていました。
名門に行かれている方は学業も学生時代から十分専念しており、すでに会社でもある程度の位置に到達している人が多い印象です。
また日本語のMBですが、グローバルな企業に勤めており、英語も充分に話せるという方も非常に多い印象です。
選ぶ動機
・より国内に特化したビジネスのスキルを身に着けたい
・国内で大きな企業の管理職となるような方とネットワークを築きたい
2-2. 国内パートタイムMBA
サラリーマン / 中小企業の社長さん/ 個人事業主さん
例えばこんな大学:
企業経営戦略コース TOP | 関西学院大学 経営戦略研究科
こちらはかなり大学ごとの色が出るので、”こんな人がいる”の部分もかなり雑多になっています。
私が通っていた国内私立パートタイムMBAではまさに上記に挙げたような人たちがクラスの中におられました。
一点注意ですが企業派遣の方が多い大学院は科目履修等をして空気感をしっかりと確認後に決定されることをお勧めします。
*可能であれば入学者情報のサイトから企業派遣の割合を確認。
私が行っていた国内私立MBAでは、企業に言われて仕方なく仕方なく来ているという方もおられて授業をただ聞いているだけ。
授業終わりにはここが面白くなかったなど不満だけを言う方も何名かおられました。
自分の意思を強く持ち、意思を固めている人が多いところの方が、よい影響を貰えるのでおすすめです。
やる気は周りにいる人にすごく影響されますよね。
選ぶ動機
・その大学が提供する固有のセールスポイントに魅力を感じる
・国内で幅広いレンジの方とネットワークを築きたい
2-3. 国内パートタイム英語MBA
ちょっとやったことないけど、ストレッチしてやってみるかー!みたいな挑戦にわくわくする人が多いイメージです。
例えばこんな大学:
英語MBA《戦略的リーダーシップ》 | MBA | 名商大ビジネススクール - 国際認証MBA
An MBA Which Makes an Impact | GLOBIS University
国内パートタイム英語MBAはオプションも少なく、私も一番検討した領域なので別記事で詳細をカバー予定です。
ここでは英語が非常に堪能な方ももちろんおられますが、それ以上に多くの受講者の方は英語でまだ苦労されてる方が多い印象です。
Broken な英語ですが伝える力は皆さんもっていて、留学経験なし英語話者の私にとって学びになることが多いです。
またもう一点おもしろいのは日本で働きたいと思っている、もしくはすでに日本で働いている外国籍の方が多いです。
私は将来的には日本人であることを武器にして世界でビジネスをして行くということを想定していましたので、国内パートタイム英語mbaを選択しました。
選ぶ動機
・英語を実際にビジネスで使っていきたい
・日本を主軸に置きながら世界のビジネスを学んでいきたい
・日本に関わりを持ちたい(持ってくれている)外国籍の方とネットワークを築きたい
2-4. 国内フルタイムMBA
こちらに関しては上記国内MBAの要素+
・強い意志を持ち会社をやめて参加された方 もしくは、
・大学からそのまま経営学を勉強しに来られた方
の二択になるかと思います。
こちらについて私自身知識が浅いので詳細の記事は、もし読者の中で詳しい方がおられましたら一筆コラムでも記載いただけますと幸いです。
まとめ: 一口にもMBA生と言ってもいろんな人がいます
・国内英語パートタイムと国内パートタイムを実際に経験
・国内名門パートタイム・海外パートタイムOnline・海外フルタイムは受講者の方の体験談
を元に記事を書いています。
もし別の視点などたら、ぜひシェア下さい。
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